外すことの出来ない名所

2012.01.07

洛東、東山の裾野に沿っては名刹が続き、そのたおやかな景色とともに、京都を訪れる人々すべてが一度は立ち寄る観光地として知られている。だが、蹴上の山を分け入り、琵琶湖疏水の奥に在る「日向大神宮」は、その奥深さゆえか、意外にその存在を知られておらず、鮮やかな紅葉を、心静かに眺められる穴場的存在である。外宮、内宮、何れにも、空を覆わんばかりの紅葉が重なり、まさに圧巻。森閑とした空間は神々しくも、清々しい。心が洗われる紅葉は、京都一、と断言してもいいだろう。

(関連情報)
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神社の境内から、疏水沿いに歩けば、「南禅寺」へと抜けられる。さすがにこの辺りまで来ると、人波が続き、喧騒に包まれるが、それでもやはり外すことの出来ない名所。彼の石川五右衛門が「絶景かな」と謳った山門からの眺めはまさしく絶景。京都市内を見下ろし、あちこちに点在する紅葉を一望出来るのは、ここならでは。紅葉狩り、ここを最初に訪れて、大方の見当をつけてから出掛けるのも一法。広い境内には、「金地院」、「天授庵」など多くの塔頭があり、それぞれに紅葉の見所も多い。じっくり腰を据えて、紅葉見物を「南禅寺」一本に絞るのもまた一興。京都を舞台にした映画やドラマ、決まって登場するのが、琵琶湖疏水の「水路閣」。これもまた南禅寺の見所のひとつ。レンガ造りのアーチがレトロな空気を醸し出し、往時を彷彿させる。その上には今も水が流れ、紅葉の落ち葉を運んでいる。





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